皆さま、こんにちは。
今回は、
①IT業界の将来性
➁AI、RPA(自動化、効率化について)
上記の2つは、本当に仕事を奪うのか?についてお話ししたいと思います。
今回の記事を書きたいと感じた理由としては、
交流会でとあるシステム企業の社長と上記について議論したからです。
*関連記事:「プログラミング言語の流行りとAI・自動化がもたらす事象、属人化の解消について」
*関連記事:「プログラミング言語のトレンド:流行りと廃りの背後に迫る」
お話した社長によりますと、
「会社を経営する立場として、“人件費=対価”と“報酬≠企業成長性”を再考しているが、何が正解か分からない。」とのことでした。
※今回お話した社長には、こちらのお話しをブログにしても良いと許可をいただいております
社長の会社の社員の皆さまは、「職人気質で手を動かしていれば良い!」
という考え方が多いようです。
それは、会社の強みとしてPRになっているとのこと。
ただ、近年ChatGPTやAI、人工知能、自動化、効率化などの話題がたくさん出ている中、
とある学生のインターンとベンチャー企業のエンジニアが
自社に用事があって、偶然にも一緒に簡単な作業をすることになったそうです。
名称は伏せますが、
学生とベンチャー企業のエンジニアは自動化や効率化ツールを使用して、
それぞれの作成品を議題にあげてきたようです。
社長と自社の職人エンジニアは、自分たちがせっせと書いたコードより、
「”速さ、統一性、カスタマイズ性”が優れていると感じた」とのことでした。
つまり、誰が書いても「同じ速さ(生産性)、同じ書き方(統一性、カスタマイズ性、品質) 」になると感じたそうです。
そこで職人社員から社長に、以下の質問がありました。
「若い人間に手を動かして生産性で勝ることは難しい。ただ、今後自分が活躍するイメージや会社が求めている技術は何なのか?」
「年配のPGと若手のPGのどちらが手が早い?」
「どちらが給料(会社が抱える人件費)は高い?」
「人件費が高くなるが、=にならないのでは?」
「会社としてどちらが重要で正しいのか?」
などなど、色々とその場で試行錯誤をしたそうですが、良い答えは出せなかったと。
そこで、コンタクトもシステム開発を事業としていますが、
「あなた達ならどのように答えますか?」と聞かれました。
これは、弊社が何度も話しをしていた部分と重なっていたので返答をしましたが、
※恐らく今までの記事とも重複しますがご容赦ください
AIやツールが仕事を奪う可能性はゼロではないと我々も感じています。
ただ、現状のAIは「これを知りたい」「教えて」「計算式」などを入力すると、回答を出力します。
↓
SEは課題を見つける、AIに対してこの答えを導いて欲しいと課題を入力。
答えをたくさん出力することは可能です。
↓
コンタクトとして課題を聞き出す、感じる部分は
人でしか出来ない領域と仮定をしています。
我々がその方に返答をするのであれば、
キャリア方針を聞き、どのようになりたいかの年功序列の部分などといった、
実力や技術力の違いと求める【役割】のすり合わせを行います。
極端な話をすると、作業者としての業務量は限界がある(給料も天井が見える) ため、
SEとしてマネジメントをして、
5人で6人分の生産性を発揮できれば?(1人分の利益が出るので給料はどう変わる?)
さらに後任を育てて、自分の分身を複数人作ればどうなる?
組織としてマネジメント、管理、育成もできる企業成長に必須な人材となるのでは?
個人という評価からチーム、組織、会社として視点を変えると、
技術の生産性で勝負をするのではなく
自身の経験や技術、ノウハウが会社全体の財産として共有ができる。
このような環境を構築していくことは、年配しか出来ない役割ではないかと考えています。
何度も言いますが、分かりやすくするための極論表現です!
その場ではもう少し深い言い方をしていました!
まだまだ話しをしていましたが、
長くなりそうなので前半はここで区切りますね。