本日はシステムエンジニア/プログラマーとして、この業界では永遠の課題でよく協議をされている内容「品質と生産性」について記載いたします。
たまにどちらを重視するのか?なども聞きますが、
品質無視で納品優先で!
生産性無視で品質優先で!
2つともリンクしているので「どちらを」等はありえないと弊社は考えています。
なぜなら、それは生産性の定義が崩れるからです。
本日はシステムエンジニア/プログラマーとして、この業界では永遠の課題でよく協議をされている内容「品質と生産性」について記載いたします。
たまにどちらを重視するのか?なども聞きますが、
品質無視で納品優先で!
生産性無視で品質優先で!
2つともリンクしているので「どちらを」等はありえないと弊社は考えています。
なぜなら、それは生産性の定義が崩れるからです。
※計算式や考え方はそれぞれ書き方が違うので、分かりやすい記事を見つけたので引用します。
・付加価値生産性
「労働者1人当たりがどれだけの価値を生み出しているか」を表す指標です。
売上高から費用(減価償却費を含む)を差し引いた、売上総利益のことです。
そもそもシステム開発とは、複数のエンジニアの労働力があってこそ成り立ちます。
具体的な計算式は、次の通りです。
付加価値労働生産性=付加価値額÷労働量
例えば付加価値額が10,000円で、労働時間が5時間なら、付加価値労働生産性は2,000円になります。
エンジニアが働く際には給料が発生するので、働けば働くほどに費用が発生するということです。
そのため、付加価値生産性を高めるためには、1人あたりの業務効率をできるだけ高めなければいけません。
・物的生産性
人などを基準として考えるのが付加価値生産性であれば、
定量的な数値をもとに生産性を考えるのが物的生産性です。
どれだけの人数でシステム開発したのかを表します。
そのため、物的生産性を高めるためにはできるだけ少ない人数でシステム開発しなければいけません。
物的労働生産性=生産量÷労働量
例えば50個の機能を10時間で生産した場合、1人当たりの物的労働生産性は5機能になります。
一方、50個の機能を5時間で生産できれば、1人当たりの物的労働生産性は10機能です。
物的労働生産性を算出することで、製品の産出効率を数値によって比較できます。
どうですか?少しはイメージがつきましたか?
生産するために投入する要素(人件費、設備、原材料など)の量に対して、
どれぐらいの生産物が算出されたのかを測定する指標のことです。
投入される量に対して生産物が多ければ「生産性が高い」状態であると言うことができ、
逆に投入される量に対して生産物が少なければ「生産性が低い」状態であると言えます。
生産性を高めるために、品質は無視してとりあえず作ってしまえ!
などで済む簡単な問題ではありませんよね.....
ユーザーがAを求めているのに品質を無視してBを納品
または不具合が多発して手戻りが多くなり、より工数がかかってしまう
根本的にもし上記の考えで進めればシステムを創る、
またはモノづくりという概念から外れてしまいますけどね。
お気づきでしょうか?そうです。
「品質が悪い→結果的に生産性が悪い」ことに繋がります。
各企業が品質向上!生産性向上!
っと口酸っぱく発言している意図を少しでも感じとれましたか?笑
では、品質と生産性の2つを向上するにはどうすれば良いのか!
そうなのです。これが永遠の課題です。
QMS:Quality Management Systemなどを導入 or 沿って活動をすれば良くなる
そんな簡単なことではありません。
品質定義やルールを策定しても生産性、品質改善に繋がらないこともあります。
それは創る立場として改善の意味や目的をイメージが出来ない、定着化が出来ないことが原因と考えています。
もちろん自身のスキルを高め、パフォーマンスを上げることは大切ですが、
創る立場としてプロ意識と責任感を持ち、
誰が使い、どのような完成系で他の影響などイメージして業務とリンクさせること。
それをチームや組織で継続して共有することによって
中長期的、もしくはそれよりも早く全てが向上しているシステムエンジニア/プログラマーが育ち、新たな付加価値も付くと信じています。
少し長くなりましたが、株式会社コンタクトはソフトウェア開発を事業としている会社として、
社会的に企業やエンジニアとして価値を生み出し、社員は物心両面で豊かになることを絶対として、
未来へ貢献できるシステムエンジニア/プログラマーの組織を作り上げる仕組みを、今後も目指していきます。